新築マンションは消費税増税前に買うべき?後悔する前に知っておきたい消費税増税の影響

消費税の増税を控え、かけこみで分譲マンションを検討している人が増えています。

今までも分譲マンションを購入するコツは、たくさんありましたが、最近はマンション選びのポイントも変化しています。

今回は、増税前にマンション購入を考えている「急いでいる人」が失敗しないように増税前に購入するメリットとデメリット、増税後に購入するメリットとデメリットについてお話しします。

増税前に分譲マンションを買うときの注意点

消費税が8%から10%に上がります。

たかが2%と思う人もいますが、3000万円の物件を増税前に購入した場合と増税後に購入した場合とを比べれば、消費税分だけで60万円も差が出てくるのです。

同じ物件を買うのに、時期がずれただけで60万円も差が出るのならば増税前に買ってしまおうと考えるのも当たり前です。

増税前に物件を買うメリットは、やはりお金の節約ができることでしょう。

60万円も節約ができれば、新しい家電や家具を買う費用に充てることができます。

しかし、増税前は同じことを考える人が急増し、選べる物件数が減ってしまうデメリットもあるのです。

買いたいと思う人が多ければ多いほど、不動産会社は強気になります。

ひとつの物件に買いたい人が集中すれば、一番高値で買ってくれる人に売るでしょう。

どうしてもその物件が欲しいのであれば、多少お金を払ってでも手にする意味があります。

しかし、買いたい理由が「増税前に買って節約したいから」なのであれば、本末転倒になってしまうのではないでしょうか。

増税前に分譲マンションを買うメリットを得られる人は「欲しい物件を希望の値段で買えた人」です。

「増税前に買えば得する」という考えで固まってしまっている人は、物件の価値と値段のバランスを冷静に判断することができなくなってしまっている可能性があります。

増税後に分譲マンション

増税後に分譲マンションを買うときの注意点

消費税の増税直前は、不動産会社も買い手側もスピード感を持って話を進めていくでしょう。

しかし、増税されてしまった後は熱が冷めていくことが予想されます。

消費税の増税は、今回が初めてのことではありません。

消費税導入とタイミングと3%から5%に上がったタイミング、そして5%から8%に上がったタイミングがありました。

それぞれのタイミングで、人々は今回と同じように「増税前に買った方が得」と考えてきたのです。

過去の不動産の価格を見てみると、増税前は買いたい人が増えるため、価格が上がっている傾向があります。

一方、増税が始まると買いたい人が減るため、買い手がつかなかった物件が余ってしまった状態になるのです。

不動産会社としては、余ってしまった物件をそのまま放置しておくわけにはいきません。

そこで、値下げが始まるのです。

3000万円の物件を例にして考えた時、増税前と増税後では60万円の差がありました。

しかし、過去の増税後では60万円以上値下げされた物件がゾロゾロと出てきたのです。

つまり、増税前に好きな物件を見つけた人は、もちろん他の人に買われる前に買った方が得です。

しかし、好きな物件がないけれど、得して購入したいと思っているだけの場合は、一概に「増税前が得」とは言い切れない可能性があるのです。

マンション購入 増税前と増税後のメリットとデメリット

増税前と増税後のメリットとデメリット

増税前に分譲マンションを購入するメリットは、やはり増税分を節約できることです。

また、意外と気がつかないメリットに「購入する決意ができる」ということがあります。

不動産購入は、人生の中でも大きな決断が求められることです。

「増税前に」という区切りがあることが、決断する後押しになることもあります。

そして、増税後に分譲マンションを購入するメリットは、思わぬ値下げに出会える可能性があることです。

そして買い手のライバルが減っているため、ゆっくりと選ぶことができます。

一方、増税前に分譲マンションを購入するデメリットは、急ぎ過ぎてしまうことです。

不動産会社は買い手がたくさんいるため、強気に売ってくるかもしれません。

勢いで購入してしまわないように注意が必要です。

増税後に分譲マンションを購入するデメリットは、増税分がのしかかってくることでしょう。

また、増税前に「いい物件」は売り切れている可能性もあり、選べる範囲が限られてくることもデメリットになります。

マンションを売る・買う

増税の影響を受けずに欲しい物件を買う方法

一番いい方法は、消費税の増税を気にせずに、自分が欲しい物件を購入できることです。

消費税は、新築の分譲住宅に限って適用されます。

中古の場合は、物件には消費税がかかりません。

つまり、消費税がきになるようであれば中古マンションも検討してみるといいのではないでしょうか。

中古マンションと聞くと、築数十年の古いマンションをイメージするかもしれません。

しかし、購入後1日でも経てば「中古」と呼ばれるようになるのです。

築1年が経過すると、いくつか中古マンションとして売りに出される物件が出てきます。

また、投資目的で購入したもののお金が必要になったため、1日も使われることがなかった物件が中古として売り出されることもあるのです。

「増税前」を意識している人は、お金を気にしている人でしょう。

お金を少しでも節約したいのであれば、中古の中でも築浅の物件を探す方法もあるのです。

【まとめ】
不動産購入は、人生の中でも大きな買い物です。

消費税の増税は、たしかに影響は小さくはありません。

しかし、数十万円の節約のために一生後悔するような買い物は避けなくてはなりません。